俺がその場に立ち上がると、みんな俺に注目する。
もちろん未菜も──
ヤバイ…緊張で口が乾く。
「…2年須藤瑠星です。ポジションは後衛です。よろしくお願いします」
……これで俺に気づいたよね。
どうしよう。これから…
そして長沢も挨拶を済ませると、今度は1年生の番になった。
「1年の市谷徹です!中学からずっと後衛をしています!よろしくお願いします!!」
次に未菜が立ち上がった。
「…1年の…相川未菜です。初心者でマネージャー志望です。よろしくお願いします」
この自己紹介を聞いて違和感を覚えた。
未菜は中学の時俺と同じソフトテニス部に入部していた。
マネじゃなくプレイヤーで。


