【完】36℃の思い〜世界で1番大切なキミへ〜



俺がその場に立ち上がると、みんな俺に注目する。



もちろん未菜も──



ヤバイ…緊張で口が乾く。



「…2年須藤瑠星です。ポジションは後衛です。よろしくお願いします」



……これで俺に気づいたよね。

どうしよう。これから…



そして長沢も挨拶を済ませると、今度は1年生の番になった。



「1年の市谷徹です!中学からずっと後衛をしています!よろしくお願いします!!」



次に未菜が立ち上がった。



「…1年の…相川未菜です。初心者でマネージャー志望です。よろしくお願いします」



この自己紹介を聞いて違和感を覚えた。



未菜は中学の時俺と同じソフトテニス部に入部していた。

マネじゃなくプレイヤーで。