翼は笑ってそんなことを言ってるけれど、コイツにはたくさん心配も迷惑もかけてる。
いつまでもこんな、うじうじした俺じゃダメだ。
「分かった。今日、待ち伏せしてみる」
避けられている相手を待ち伏せするなんて、正直怖い。
「おう」
けど、このまま関係が離れるのはもっと嫌だ。
だったら、面と向かって話そう。
何があったのか聞こう。
───
──
─
放課後。
授業も全て終わり、校内には部活や委員会で残っている生徒のみとなった。
「なんか...久しぶりな感じだな」
誰もいない教室に俺と翼の2人きり。
いくら2週間ぶりとはいえ、凄く久しぶりに感じた。
「そうだね」


