【完】36℃の思い〜世界で1番大切なキミへ〜



翼は笑ってそんなことを言ってるけれど、コイツにはたくさん心配も迷惑もかけてる。

いつまでもこんな、うじうじした俺じゃダメだ。



「分かった。今日、待ち伏せしてみる」



避けられている相手を待ち伏せするなんて、正直怖い。



「おう」



けど、このまま関係が離れるのはもっと嫌だ。



だったら、面と向かって話そう。

何があったのか聞こう。



───
──




放課後。

授業も全て終わり、校内には部活や委員会で残っている生徒のみとなった。



「なんか...久しぶりな感じだな」



誰もいない教室に俺と翼の2人きり。

いくら2週間ぶりとはいえ、凄く久しぶりに感じた。



「そうだね」