その質問に、千沙ちゃんは苦笑して答えた。
「バレちゃいましたか」
「なして平気なフリしてたの?苦手なら苦手って言えば無理しなくて済んだのに」
我慢して、苦しくなるのは自分なのに。
「...みんな...楽しみにしてたから、私のせいでその楽しみを奪いたく無かったんです」
千沙ちゃんはそんな風に俺達のことを考えてくれていたんだ...
けれど、
「みんなで楽しい方がさ、やっぱり1番楽しいよ。だから、これからはちゃんと言ってね?」
これだけは伝えて置きたかった。
「......はい」
千沙ちゃんはニコッと微笑んで首を縦に振った。
「したっけ、このまま待ってるのも暇だし...アイスでも買ってこよっかなー!千沙ちゃんは何味が良い??」
「えっと...バニラでお願いします」
「了解!!じゃあ、ここで待っててね」
俺は千沙ちゃんにそう言い残すと、売店へと足を運んだ。
売店でバニラとチョコレートのアイスを注文。


