【完】36℃の思い〜世界で1番大切なキミへ〜



ふとさっきの返事が気になり千沙ちゃんの様子を伺う。



なんとなくだけど、もしかしたら絶叫系苦手なのかもしれないと思ったんだ。



「瑠星先輩??2人行っちゃいましたよ?」



けれど、それは俺の勘違いだったみたい。

千沙ちゃんはそう言うと、駆け足で未菜達のことを追いかけた。

だから俺も千沙ちゃんに続いて駆け足でみんなのことを追いかけた。



それから30分程並び、目的のジェットコースターに乗ることが出来た。

そのジェットコースターは1番人気と言うだけあり、絶叫系が好きな人にとっては凄く楽しい。



俺達は途中昼食を取りつつ、テーマパーク内の乗り物を楽しんだ。



「次さ、もう1回あれ乗らない?」



翼は1番最初に乗ったジェットコースターを指さしている。



「いいですね!乗りましょ!」



未菜も既に乗り気。

俺も賛成し、乗ることに。

だけど、ふと千沙ちゃんに目をやると、明らかに顔色が良くなかった。



......やっぱり...絶叫系苦手なんじゃ...



「あ、俺やっぱりベンチに座って待ってるわ!」



「えっ、りゅーちゃんなしたの??大丈夫??」



未菜が俺のことを心配そうに見つめてくる。