【完】36℃の思い〜世界で1番大切なキミへ〜



まじまじ見てくる2人に対し、俺は照れくさくて頭をかいた。



「未菜ちゃんも思わない??」



「えっ?」



翼が未菜に同意を求める。

きっと未菜は今朝のことを正直に言うだろう...

あぁ...俺が照れていたのが丸分かり。



「......私服だからじゃないですか??」



けれど、未菜が答えた言葉は予想をしていなかったものだった。



俺は驚き未菜のことを凝視した。

すると視線が合い、未菜はニコッと一瞬だけ軽く微笑むと...人差し指を唇の前に当てた。



〝秘密だよ〟



そう言われてるかのような仕草。

この仕草に俺の胸は当たり前のように弾んだ。



そして、翼や千沙ちゃんは未菜の言葉に納得したらしく、既にこの話題から離れていた。