【完】36℃の思い〜世界で1番大切なキミへ〜



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あれから俺達は待ち合わせた駅に集合すると、4人でワイワイしながらテーマパークへと向かった。



電車の中。

俺と未菜は向き合う形で座り、翼は俺の隣で千沙ちゃんは未菜の隣に座った。

この座席は未菜が言い出したもので。

きっと、みんなが楽しく座れるよう、気を使わなくてもいいようにと考え出したものだと、なんとなく悟った。



それから、目的地に着く間お菓子を広げ話を弾ませた。



「そう言えば、今日の瑠星先輩...いつもと雰囲気違いますね!」



すると、突然千沙ちゃんが俺のことを見てそんなことを言い出した。



「そうかな??」



多分、今朝未菜に髪をセットしてもらったためだろう。

だけど、そのことを自分の口から言うのは恥ずかしくて誤魔化す。



「そう言われれば、なんか違うな」



俺の気を知らない翼も千沙ちゃんの話題に乗っかった。