「ふふ、愛の力ってやつ!」
「...っ!!!」
未菜も照れくさそうに顔を赤らめてるけれど、突然そう言われた俺は不意をつかれ顔や耳は真っ赤に。
...あぁ...本当に未菜はズルイ。
こんな未菜だからこそ、日に日に〝好き〟って気持ちが増していく。
俺は隣を歩く未菜の手を掴みギュッと強く握った。
すると未菜も俺の手を握り返す。
「「......」」
言葉はなくても、相手の気持ちが強く伝わってくる。
だけど、あえて俺は口を開いた。
恥ずかしくて、照れくさくて、未菜の顔は見れないけど、前を向き未菜に届く声で。
「大好きだよ」
伝えた時、チラッと隣に目をやった。
すると未菜は少し照れながらも、
「私も大好きだよ」
と言ってくれた。
お互い慣れない言葉を口にし、再び顔を真っ赤に染める。
きっと、今の俺は世界で1番幸せな男だ。


