【完】36℃の思い〜世界で1番大切なキミへ〜



「ふふ、愛の力ってやつ!」



「...っ!!!」



未菜も照れくさそうに顔を赤らめてるけれど、突然そう言われた俺は不意をつかれ顔や耳は真っ赤に。



...あぁ...本当に未菜はズルイ。

こんな未菜だからこそ、日に日に〝好き〟って気持ちが増していく。



俺は隣を歩く未菜の手を掴みギュッと強く握った。

すると未菜も俺の手を握り返す。



「「......」」



言葉はなくても、相手の気持ちが強く伝わってくる。

だけど、あえて俺は口を開いた。

恥ずかしくて、照れくさくて、未菜の顔は見れないけど、前を向き未菜に届く声で。



「大好きだよ」



伝えた時、チラッと隣に目をやった。



すると未菜は少し照れながらも、



「私も大好きだよ」



と言ってくれた。



お互い慣れない言葉を口にし、再び顔を真っ赤に染める。



きっと、今の俺は世界で1番幸せな男だ。