【完】36℃の思い〜世界で1番大切なキミへ〜



「はーい」



未菜は返事をすると素直に部屋から出て行った。



はぁ...朝から心臓に悪い。



俺は1つため息をつくとクローゼットから服をあさり、鏡の前で最終確認をすると着替え未菜を部屋の中へと入れた。



あとは髪の毛...この寝癖をどうにかしないと...



「ちょっと俺髪直してくる」



「あっ、それなら私がやる!」



「えっ?なにを?」



やるって...まさか...



「私がりゅーちゃんの髪セットする!!」



「......」



未菜に失礼だけど...正直不安しかない。



「そんな不安がらなくても大丈夫だからさ!ほら、下行くべさ」



未菜はニコニコしながら俺の背中を押し洗面所へと連れて行く。

こうとなれば覚悟を決めるのみ。