「うん。ありがとう、律。」 「こっちこそありがとうな。」 「?僕、なんかしたっけ?」 「いや、ただ言いたくなっただけ。」 「ふーん」と不思議そうに首を傾げながらまたテーブルに突っ伏した新。すると、5分もしない内に寝息が聞こえてきてので、私もソファーに寝転がりゆっくりと目を閉じた。