Rain

先生はそんな私をチラッと見て、小さくため息を吐き、言った

「まぁ、とにかく堺達とは話せたのか?」

私は、小さく首を横に振った

一応、愛実は謝ってくれたけど、その後、すぐに教室を飛び出したから、まともに話せてはいない


「…そうか、なら、まず堺達と話してみろ。
さっき君だって言ってたじゃないか。
『ちゃんと話したい』って『逃げたくない』って」

私は、先生のその言葉に小さくコクンと頷いた



でも、怖い
今回みたいな事があると、余計に怖い
愛実達が、きちんと向き合おうとする私を受け入れてくれるかは分からない
……いや、今回の事だけを考えてみても、受け入れてくれる可能性は、まず無いだろう

そうしたら私は、また昔みたいにいじめられるのだろうか―――