Rain

それから私は、高校に入ってから一番、教室に居づらい状態で朝のホームルームを受けた


背後が気になって仕方がない


いつ消しゴムや消しカスが飛んでくるかも分からない

このクラスで愛実達に嫌われるというのは、そういうことなのだ



“こんなに教室に居づらい状態でホームルームを受けたのなんて何年ぶりだろう…”

私はそんな事を思いながら、ひたすら下を向いて、体を縮こめるようにして座っていた



そんな事を何も知らない先生は、今日も淡々とホームルームを進めていく

でも、今日の私にとっては、そんな先生も救世主のように思えた

少なくとも愛実達は、先生の見ている前では手を出しては来ない