Rain

「三沢こそ、スポーツ系の専門学校行くんだって?」

「あぁ、スポーツトレーナーになろうと思ってる。
選手は無理だけど、スポーツやってて、俺みたいに故障する人を一人でも減らしたくてさ」

「そっか、……三沢は凄いなぁ……私なんてまだ全然、夢なんて決まってないよ」

私が苦笑いしながらそう言うと、三沢は驚いたように言った

「えっ!?本條だって、あるじゃん!夢!美術教師になる事だろ!?」




私はそう言われてハッとした

先生は私に、愛情や幸せだけじゃない

夢までくれたんだ―――…