Rain

その日は美雨が一人で来てくれた

そして、家の掃除や洗濯をした後、料理を作ってくれた


「美雨、ありがとな……」

そう言って美雨の作ったスープをすすった


「ねぇ、雪……気持ちは分かるけど、もうそろそろ就活しないとヤバくない?」

「…また、それかよ」









この頃の僕達は、前の仲が良かった頃に比べて、かなり関係がおかしくなっていた





…理由は美雨が「学校に来い」とか「就活しろ」等と言うようになったからだ

確かに就活を始めないとマズイ時期だった

それに学校に行かないと、就職どころか卒業まで危なくなる

でも、当時の僕には、とてもじゃないけど、そんな余裕はなかった