Rain

結局、それから私は、先生と先生の友達に家まで送ってもらったけれど、家に着くまで1度も会話する事は無かった




先生はあれからずっと俯いたままだし、私も気まずくて顔をあげる事が出来なかった

そんな私達を見てか、真ん中を歩く先生の友達も一言も言葉を発する事は無かった


























「…あの……私の家、ここなので…」

「あ、そーなの?」

家の前に着き、私と先生の友達がそんな会話をしている時も先生は俯いたままだった

私は、そんな先生を見ながら、おずおずと言葉を発した

「…先生……今日は心配かけてごめんなさい……今度からは遅い時間には出歩かないようにするから……」

「…あぁ……」

私の謝罪にも先生は、俯いたまま、小さくそう返しただけだった
そんな私達を見て、先生の友達が、また明るくフォローに入ってくれた

「全然、君が気にする事ないって!こいつが大袈裟なだけなんだし!むしろ、こっちの方こそごめんねー。
驚かせて。
じゃあ、俺らは帰るね!おやすみー」

「あ、あの、ありがとうございました!」

私は今度は先生の友達に向かってそう言って、頭を下げた

先生の友達は笑って手を振って返してくれた