Rain

私は慌てて言った

「…っ私が、愛実にこんな事言ったのは愛実と本当の友達になりたかったから!
だから隠し事とかするの、もう嫌だったの!
……この間の駅の事だって……私、本当は凄く傷付いたし、怖かった!
…でも愛実達にとっては全然そんな大袈裟な事じゃなくて……あんな軽く謝っただけでチャラにされてて……それが凄く凄く辛かった…………
でも、そんな事言ったら愛実だって、私に対して言いたい事や気に入らない事はあると思う………

だから、そう言う事は全部私に言って!

陰で言わないで!

いきなり無視とかもしないで!

………お互い、嫌な事があったら、その都度言い合おう?
…そして、本当の友達になっていこう?」


私がそう言い終えて、目の前の愛実をじっと見た時だった




「『本当の友達になろー』だって、ウケるんですけど」

目の前の愛実からではない、私の後ろから声が聞こえてきた


振り返って確認してみると

「…サヤカ……」


私の後ろに立っていたのはサヤカだった

そのサヤカの後ろには彩もいる