Rain

「本條!」

私を呼ぶ声が聞こえた

驚いて、目を開けると、そこには私の大好きな人…

先生がいた

先生は驚いた表情で私を見ると、すぐに私の上に覆い被さってる三沢を引き剥がし、今まで聞いたことの無いような怒りに満ちた声で怒鳴った

「三沢!お前、何やってるんだ!こんな事して……ただで済むと思うなよ!」

先生はそう言って、今まで見せた事の無いような顔で三沢を睨む
先生の怒鳴り声と、その表情で我に返った三沢は、慌てて私と先生を交互に見た

そして悲しそうな、今にも泣きそうな顔をして呟いた

「…………何で、俺ばっかり…………」

そう言ったかと思うと、怪我した足を引きずるようにして走っていく

「おい!待て!」

先生も慌てて追いかけようとしたけど、私は先生のズボンの裾を掴んで引き留めた