Rain

「…いったぁ……」

私が頭の痛みを堪えながら起き上がろうとすると、上に覆い被さってる三沢が邪魔で起き上がれない



三沢はずっと私の肩を掴んで話していた

だから、いきなり倒れた私の巻き添えを食って、彼も倒れたのだろう

それはともかくとして、さっきから何故か三沢が起き上がろうとしない

ずっと私の体の上で突っ伏したままだ

お陰で私も起き上がる事が出来ない

「ちょ、ちょっと、三沢!」

私は、そう言って三沢が起き上がるように彼の体を軽く押して促した

それでも三沢は起き上がろうとしない

そんな三沢に対して、私は不思議に思い、小さく「…三沢?」と呼び掛けた
その時だった