先輩、ちょっと待って下さい!




先輩の、普段見せない笑顔に少し安心した。



あの鬼のような生徒会長でも、人間の心はあるのね……



まあ、苦手なことに変わりはないけど。



「駅はどこだ」



「⚪⚪駅です」


「そうか。じゃあ、反対方向だな。今日はお疲れ様」



先輩は、そう言って反対の駅へと去っていった。


私は、ため息をつく。



やっと、一人になれた……



とっても、疲れたわ



今日はチョコレートが食べたい気分。疲れた時はいつもチョコレート買って帰るのが日課。



コンビニで、チョコを手に取りレジへと向かう。