と、いう訳で今に至る訳だ。
光夜が言ってくれたせいか、あたしに
気ぃ使ってる様子はないけど、敵意が丸出しだ。

ま、いいんだけど…。とりあえず
この沈黙は気まずいので喋りかけてみた。

美月「時雨〜喉乾いた。」

時雨「冷蔵庫。」

時雨は読んでいる雑誌から目を逸らさずに
答えた。

美月「アイス食べたい。」

時雨「冷蔵庫。」