満月の下の狼


時雨「んな訳ねぇだろ!」

プいっとそっぽを向いた。やっぱり無理
だったかな?
けど、そんな仕草すらもかわいい。

凪沙「時雨はね多分、憧れの人の髪の色と似てるから見てたと思うよ?」

美月「憧れの人…?」

凪沙「そう。銀狼って言うんだけど。」

ビクッ。あたしは反射的に体が揺れて
しまった。
良かった。だれも気付いていないみたい。

凪沙「けど、皆の憧れでもあるんだよ?」

皆、あたしを…?