満月の下の狼


あたしは、一言そう告げた。

「美月っ!!!」

すると、みんながあたしに覆いかぶさってきた。

美月「いだだだだだだっ!!」

脇腹に激痛が走る。

「あ、わりぃ。」

そういい、皆が一斉にどいた。

春洸「目、覚めて良かった。本当に。」

そう、春洸が泣きそうな声であたしに
優しく抱きついた。

美月「春洸も無事で良かったよ。」

ポンポンっと頭をなでた。
すると、あたしの頭も朔夜が撫でた。

なんじゃこりゃ。

あたしはおかしく思って笑った。