満月の下の狼


「みつき!」

え…。

その声の持ち主はあたしの目の前にいる。

美月「か………い。」

海だ。海が亡くなってから初めて会った。
でも、怖い。

海はずっとあたしの事を恨んでるんじゃないかって。

美月「ごめんなさい。海…ごめんなさい。あ…あた…しのせいで。あたしが弱かったからっ!!」

声が詰まりそうになりながらも必死に
声を振り絞って言葉を紡ぎたし
謝った。何度も何度も。

美月「許して…。ごめんね。あたしの事恨んでるでしょ。」