美月「涼太…」

涼太「あ?」

あたしは1番近くにいた涼太に
声をかけた。

美月「あたしが…あたしじゃなくなったら何をしてでもあたしを止めてくれ。
これは、狼牙の総長としての命令だ。」

涼太「わーったよ。総長からの命令なら
断れねぇ。」

そう言って涼太は深く頷いた。

ありがとな…。

あたしは心の中でそう呟いて鬼乱の
倉庫まで急いで向かった。