満月の下の狼


海「美月…?」

すると、微かに海の声が聞こえた。

美月「なに庇ってんだよ!
なんであたしなんか庇ったんだよ!」

あたしは叫んだ。

海「庇わないと一生後悔すると思ったから…。」

後悔…?

海「俺は美月が好きだ。ずっとずっと…
公園で会ったあの日から…。」

好き…?あたしを…?

海「何、泣いてんだよ?最後ぐらい笑ってくれ…。」

あたしは泣いている事に気付かなかった。

美月「あたしも、あたしもずっと好きだった。だから、最後なんて言うなよ…!」