満月の下の狼


鳥羽「じゃ~ね~。」

そういって、引き金を引いた。

撃つはずがない。
そう思っていた。

だけど、それは単なるあたしの想像で
実際に相手は引き金を引いていた。

パァンッ!

やばい。

そう思った時にはもう遅かった。

死を覚悟し目を瞑った。

だけど、痛みは無かった。

恐る恐る目を開けるとそこには、
あたしにもたれかかる





“海”と“血”