満月の下の狼


けど、この頃のあたしたちはまだ知らない。
この先あんな未来が待ってることも…

「ほんとうに、ありがとうございました。」

女は男どもが去った事により少し落ち着きを取り戻したのか震えが止まった。

美月「気を付けろよ。これからは。」

ポンポンっと頭を撫でて羽織っていた
パーカーを女に被せた。

「あの!これ…。」

美月「やるよ。」

そうニコッと笑って海と共に路地裏から出た。