満月の下の狼


side美月

蒼空「超似合ってんじゃん!美月!」

あたしはあれから誰も助けてくれなくて
蒼空に無理やり浴衣を着せられた。

美月「歩きにくいし。なんか、ひらひらしててうざい。」

蒼空「それが、浴衣なんだって。」

そう、苦笑いしてる蒼空の方がよっぽど
似合っている。
蒼空は水色に牡丹の花が舞っているので、
あたしはピンクに桜の花が舞っている浴衣だ。

美月「絶対に、化粧だけはしないからね。」

そう蒼空に告げると

蒼空「大丈夫。しないって。」

こう言ってくれた。良かったぁ。

蒼空「もう、そろそろ行くよ。
多分もう皆着いてると思うからさ。」