「羽海ちゃん」
久しぶりにみた
夢とまでもいかない
私と羽海ちゃんとの秘密の空間
私を護るために生まれた羽海ちゃん
男でも女でもない存在
「………………早くしなきゃ」
私は選ばなければいけない
私として生きるか…
それとも
ーーーーーコンコンコン
「……っはい」
「おはよう。よく眠れた?」
私の部屋にやって来たのは
制服姿の拓弥さん
あれ?
なんか見覚えがある
「………………」
「ああ…これ?
今日から君と同じ学校に通うんだよ」
「えっ!?」
嘘。どうして?
なんで拓弥さんが?
それに高校3年生は転校できないはずなのに
「クスッ……
知りたいことが沢山あるようだけど
それは後でね
まずは君も着替えておいで」
そう言って部屋を出ていってしまった拓弥さん

