此処にいる人たちは皆
優しい
だから私を受け入れてくれている
春斗君にも言われた
私は此処にいてはいけない人間
私は皆を傷つける存在
春斗君はそれをよく分かっているんだ
春斗君にとって皆は
守るべき存在
害を与えるものなら消す
私も同じだ
自分に危害を加える人間を
側には置かない
だから
春斗君の言いたいことが
痛いほどわかるんだ
でも春斗君とは違う
私は自分のためだ
みんなのためを思う春斗君とは
少しも同じじゃない
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…