-翌日-



「ハイポーズ!」



カシャッ



「きゃあああああ!!!」

「なべちゃん、こんなんでよかったん?」

翌日。

ともくんとのツーショットを、大毅に撮ってもらった。

「大毅、ありがとう!」

「…あのな、」

「何よ?なんか文句あるわけ?」

私がツーショットを眺めとると、耳元に顔を寄せてきた。

「なぁ?…そろそろ妬くで?」

……!?///

「だ、大毅のアホ!!」

「お前の彼氏やから妬くんやで?」

そんな突然言われたら…///

「お前は俺のやろ!?」

「…へっ?」

「お前は俺の彼女やんか!」

「っっ…!?///」

初めてそんな風に言われた。

ハッキリ【彼女】って言われた。

【うん。私は、大毅の彼女やで?」

「毎日何時間でもLINEするから!会いたい時に会いに行くから!浮気するとかもう言うなよ?」

…凄まじい必死さ。

「ふふっ。大毅がそこまで言うなら…」

「はぁ。…お願いやから…俺から離れんといてや」


ギュッ


……!?

「お前ら、俺がいること忘れんな!」

ともくんの前で抱きしめられた。

「…ちょっ…///」

どうやらジャニヲタの彼女の私が振り回されたんではなく、ジャニーズの彼に振り回されそうです…



おわり