* 「おい」 家の中に入ろうとした時、うしろから声をかけられる。 振り返るとアキラくんがいた。 数年ぶりに聞いた、アキラくんの声。 低く、重い声だった。 「今日」 「今日…?」 「校舎裏で」 「校舎裏で?」 途切れ途切れに話すアキラくん。 アキラくんの声を聞けただけで泣きそうになった。 ああ、これは夢だろうか