「美由ちゃん! おはよう! 今日からまた、頑張ろうな。」 「あっ! 西島君!おはよう。 こちらこそ、よろしくね。」 後ろを振り向いて、 笑顔でそう返した。 でも、振り向いた瞬間、 "ドキッ" 心臓が飛び跳ねた。 西島君の隣には、 …篤司君がいた。 昨日や一昨日の事が 頭から離れなくて、 …何て言えばいいのかな。 でも、何か言わないと! 「…おはよう。」 そんな事を考えてる間に、 篤司君が挨拶してくれた。