(15)



篤司side



一瞬、耳を疑った。




そして、

時間が止まった。








昼休みに

美由が教室にいなくなって…。




これまでの事があるから、

嫌な予感がして、

美由を探しに来た。







やっと、

見つけたと思ったら、

美由は、

たくさんの女子に囲まれていた。




すぐに、声をかけて、

助けるつもりだった。






そうしたら…。







聞き間違えじゃないよな?


今の。