そう思った。

それから倉庫を出て、気づいたら、

家にいた。

「ノノっ、あたし、心配したんだよ?

帰ってるなら、電話くらいしなさいっ!」

「ごめんね。」

「翠竜には入ってないから…」

「…」

「なんか、あったでしょ?」

ほらね、お姉ちゃんはすぐあたしの変化

に気づく。一番に。

「うっ、うう、」

お姉ちゃんがあたしの頭を撫でおろしたの

を合図に、涙が出てきた。