「じゃあ翠、男の子に付き合って?って言われた事ある?」 「うん。でも何処に付き合えばいいの?って聞くとやっぱりいいですって言われるんだけど、何でかな?」 「あんたホントに彼氏欲しいとか思ってんの?」 「うん、一応」 「じゃあまずその鈍感なところを治しなさい!」 「あたし鈍感じゃないもん!」 プーっと頬っぺたを膨らませてると、横からクスクスと笑い声が聞こえてきた