秘め恋



「つれないな〜。」






落ち込んでる様子はなく女の子はこちらに目を向けた。






「愛美さん…でしたっけ。
私,翔太の幼馴染みの沼倉 彩智(ヌマクラ サチ)です。」




ペコリと礼儀正しく礼をしてきた彩智ちゃん。




「ずっと近くにいた幼馴染みなので,翔太のことはよく分かってるつもりです。




















……あなたに翔太は渡しませんから。」







では。 と言って,彩智ちゃんもお店を出ていった。





「なんか…凄い子だね。」


「そ,そうですね。ビックリしました。」








『渡しませんから。』


あの一言は一体どういう意味なのだろう。