陸太が病室から出て10分くらいたった。




陸太のことはもう、先生つけなくても呼べるようになってきた。。。





ーーーガラガラッ



看護師「ゆいあちゃん、夜ご飯もってきたけど無理しないでね!なにかあったらナースコールね。後でさげにくるね」




「はーい!」



熱もあるせいかあんまり食欲がない



結構がんばったけど、3分の1くらいしか食べられなかった。



そして何分かして看護師がさげにきた。




看護師が出て行った病室で1人でいろんなことを考えてた。





わたしってなんですぐに風邪ひいて喘息の発作もよくでてご飯もこれだけしか食べれないの?
がんばってご飯を食べたとしてもすぐに気持ち悪くなって戻してしまうし...。
わたしって生きてる意味あるの?
毎日毎日、治療ばっかりで。
やっと治ったと思ったらすぐに体調崩すし、、、
陸太もわたしといて楽しいのかな?
わたしといて幸せなのかな?
みんなはあんまり風邪ひかないし、学校だって毎日いけるし、入院なんてあんまりないと思う。
なんでわたしはみんなと違うの?



急に今までの思いが溢れ出てきて布団のなかで泣いてると、、、




ーーガラガラッ




陸太「回診にきたぞー!ゆいあ?布団なんかに潜ってどうしたんだ?具合でも悪いのか?」



そしてどんどんベットに近ずいてくる。。。


今、いちばん会いたくない人だったのに




陸太「布団めくるよー?」



そして、いきよいよく布団をまくられた。



陸太「どうしたんだ?そんなに泣いて!どっか痛いのか?」