「アハハハハハハッ」
すると、理子ちゃんが私に近づいて来た…
「あんたの所為…全部全部あんなの所為!!!!」
「あんたが居なかったら私は全てを手に入れていた…雷輝に愛してもらえたのに!!!!」
そして、急に冷たい視線になった理子ちゃん…
何だかヤバイかも…。
私の危険信号が鳴っている。
「あんたなんか……
――――――――――――死んじゃえ」
そう言った理子ちゃんは静かにポケットからナイフを出し、私に向かって走ってきた…
私は突然の事で体が動かない…
「桜花！？」
「「桜花ちゃん！？」」
もうすぐ私は死ぬのかな？
私は目をギュッと強く瞑った…
「キャーーーーーーーーーーー」
あ、れ？
痛くない…
私は恐る恐る目を開ける。
すると…
