「遥斗はいい人を見つけたな」





「あぁ、親父も早く素直になれよ」




遥斗の言葉を聞いたお父さんは少し赤くなりながら「うるせぇぞ」と言っていた






私には何のことか分からなかったけど楽しそうだしいいと思った







「話は終わったか?」




「あぁ、わざわざありがとな。桜花ちゃんもこんな息子だけどよろしくね」






「はい!」




「じゃ帰るぞ」




「また来いよ。桜花ちゃんもいつでも来てくれていいからね」



「あぁ」



「はい!また来ます!」



「私もまたじっくり話したい!待ってるね!」





「はい!」



「あ、桜花ちゃん!ちょっと…」


そう言って手招きをする佳里さん




私はよくわからないで近寄ると…




「今日桜花ちゃん遥斗の家泊まるのよね?」




「あ、はい/////」




「遥斗君ね、ハンバーグ好きなのよ。良かったら作ってあげて?遥斗君喜ぶと思うわ!」




遥斗がハンバーグ…?



「意外ですね!」




「私もそう思うわ!でも、雅人も一緒なの」




そう言ってフフフッと笑う佳里さんの顔は恋する乙女だった…。




「いい情報ありがとうございます!」





「いいのよ!楽しんでね?」




「はい!」





佳里とバイバイし、私は急いで遥斗の所まで向かった