近くにいたつかさも…



「り、理子?辞めとき…なよ!」




でも理子ちゃんは打った…。





―――バ-ン



雷輝の顔が歪む。





「「雷輝!?」」




「理子てめぇ!!好きなのになんでこんな事出来んだよ!!目覚ませよ!おめぇはこんな奴じゃなかっただろ」




輝希が叫んだ




輝希のキャラが…



「うるさい!!雷輝が悪いの!なんで私がこんな目に合わないとダメなの?なんで普通に恋が出来ないの?―――私は、恋しちゃダメなの?」





「人の所為にしてんじゃねぇよ!お前は頑張ったのか?頑張ってもねぇ奴が上手くいくと思うな。いい加減甘えんのもいい加減にしろ」





「甘えてなんかない!桜花ちゃんが居なかったら私は今頃幸せだったのに…。こんな…こんな女消えちゃえばいいのよ!」





そう言って私にも銃を向ける理子ちゃん。





私はさっき殴られた所為で、意識が朦朧としていた…





「やめろよ!!これ以上罪を犯すな!」





「…」




―――カチャン




引き金の音…




私…死んじゃうんだ。