そしてしばらくして、いつもの飛真に戻った…
「ごめんね!あんなかっこわ「綺麗だったよ?」
飛真の言葉を遮った。
「え、?綺麗?」
「うん!純粋に、綺麗だと思った!」
「ありがとう!ほんと、感謝!」
「私はなにもしてないよ!ただ葵さんの思ってたことはこうなんじゃないかなって考えただけ」
「でも、ありがとう」
「うん」
最高の笑顔に包まれた飛真はキラキラしていた…
「この店ね、葵の夢だったんだ」
「え…?」
「BARを持つのが葵の夢でさ、昔よく紙に書いて喋ってたんだ。で、俺がその一つを選んでBARを作ったんだ」
そうだったんだ…
そりゃ、センスがいい訳か
「葵さんきっと喜んでるね」
「そうだといいな」
と照れる飛真