「そういえばさ、明日から転校生が来るらしいよ」 「本当?」 どんな子だろ? 女の子かな?男の子かな? あたし的には女の子がいいな~ 「イケメンだったら狙おうか」 いつもの愛子の台詞。 はっきり言って、もう聞き慣れた。 「可愛い子だといいな~」 「いや、絶対男の子だって!!あたしの勘がそう言ってる」 「なにそれ~」 意味不明なことを言う愛子を呆れた顔で見た後、あたしは自分の席に戻った。 ………この時は。 この後に起こる悲劇なんて、 全く予想もしてなかったんだ。