相合い傘~俺様な彼と最悪な再会~【更新中】


「……あの」



顔を赤くして見とれていたのだろう。


相手の男の子は、気まずそうに目を逸らした。


「だっ…大丈夫です!!」



わー…


恥ずかしすぎるし……


そのことを実感して、また赤くなる。


でも、男の子は気付かないみたいにホッとした表情を見せた。


「よかった…じゃあ急いでいるので失礼するね」



そう言って男の子は行ってしまった。


その後ろ姿を、立ち尽くしたままぼんやり見つめるあたし。


今のことが、まるで夢のようだった。


………てか……