友真のお葬式に行ってそれから1週間がたった。
友真がきれいぅていってくれた私の
髪の毛はボサボサでいたんでる。
すごいって褒めてくれたネイルも……していない。爪だってのばしっぱ。
友真の好きだった私が……どんどんボロボロになっていく。
「友真……」
私は……あなたがいないと……こんなにもダメになってしまう……。
「うっ……ゆうっ」
プルルルルッ
涙が流れる前にスマホがなる。
「は……い?」
『奈留瀬?』
「なに?」
『今からあの公園に来い。』
「いや。」
『待ってるからな。』20
「ちょっ郁弥?!」
プツップープーッ
……ありえない……
灰色のパーカーを羽織る。
そして階段を下りる。