「ただいま~」

美空を連れて戻ってきたのは教室だ。
お化け屋敷はすっかり解体されていた。
さっきまでお化け屋敷があったとは思えないほどすっきりとした、いつもどおりの教室。
どんだけこいつら仕事が早いんだよ。
美空は分かりやすく、ほっとしていた。

「お~、お疲れ!
カップルコンテスト、一位だったんだって?」

俺の声に振り向いた委員長が、驚いた顔をした。

「わぁ、カップルってか新婚夫婦じゃん!」

「立花さん、超かわいい!
写真とっていい?」