dearest〜親愛〜

撮影当日


瑞穂はあの日と同じ様にとびっきり大人ぽくなっていて俺も同じ様に銀髪でスタジオ入りした



「今日はよろしくね」


「よろしくお願いします」


「よろしくね」


「あの、今日は二人だけなんですか?」



瑞穂が母さんに聞く


そうスタジオには母さんと親父しかいない


那珂さんと蛍さんの姿がない


「ああ、二人は別の仕事してるよ、これは恋の仕事だからね、私は暇だから見に来た」


なんて話す母さん



多分元から親父の仕事だったんだろう



「じゃあ撮影始めるよ」



こうして撮影が始まった



やっぱり瑞穂は緊張してるのか顔の表情が硬い



「瑞穂楽しめよ」



「やっぱり無理だよ、なんか恥ずかしいし、向いてないよ私なんて」



「そうか?めっちゃくちゃ綺麗だけど」



「え?」



「何照れてんの?」


「そんなことないもん」



「いや、その顔色っぽいよ、ほら周り見てみろよみんな瑞穂に惹きつけられてる」



そう瑞穂に言い瑞穂の肩に手をまわす



「太陽?」


「ん?なに?」


「なんか今日の太陽いつもと違う」



「そう?」


「うん…なんか優しい」



「俺はいつも優しいと思うけど?」



俺は常に瑞穂の髪を触りながら瑞穂と話しながら歩く


そうまずは散歩のシーン


今日は最高のカップルのデートを演じる