dearest〜親愛〜

ー太陽ー


なんでだろう



俺は合宿に来た初日に瑞穂に歌ってほしいとお願いした



あの時瑞穂に俺の歌を聞かれた瞬間何かが動き出した



瑞穂と歌いたいそう強く感じてしまった




そしてなぜか切なそうに俺を見る瑞穂を抱きしめたいと思ってしまい


言ってしまった


瑞穂は笑いながら抱きしめさせてくれた



こんなにも瑞穂は細かったのかと思ったら何故か急に愛おしく感じてしまったんだ



遥に感じてた気持ちと同じように…瑞穂にも同じ感情を感じてしまった



結局そのあと瑞穂と夕陽に話に行った



夕陽は笑いながらやっとかよって言われたんだ



こうして俺たちもレコーディングすることになった





まさかこれが親父たちの作戦だとも知らずにまんまと親父たちの思い通りになっていったわけだ





「恋さんたちには言わなくていいの?」



「レコーディングしてから完成品渡して話すわ」



「そうならいいけど」



なんて夕陽は笑う




「よし、明日からはみんなレコーディングだからな、遥と恵はまあ好きにしなよ、撮影日には明さんらくるんだろ?」



「うん、今年は夏の仕事は写真集出すためにその撮影だけだってさ」



「そうなの?遥も?」


「うん、私は夕陽と二人で出してくれるって明さんが」


そう申し訳なさそうに言う遥



「よかったじゃん、夕陽となんてさらに全国公認カップルだな」



「これさ、提案者恋さんなんだけど太陽なんであの人こういうことさせたがるの?」



夕陽が言う


「知らないよ、自分が母さんと出したのが楽しかったんじゃない?まあ付き合ってやれよ、夕陽も遥とだから嬉しいだろ」



「お前な」



「あーラブラブカップルはどうでもいい、神谷明日からの予定教えてよ、ずっとレコーディングなんて言わないわよね」



中原が言う



「はいはい、これが予定表、俺と夕陽と瑞穂は空いてる時間にレコーディングするから」



そう伝えて紙をテーブルに広げた