dearest〜親愛〜

太陽の顔は何処か苦しそうで胸が痛くなる




「私が歌うの?」



「違うな一緒にやらないか?一緒に歌ってほしい、俺のこの曲歌えるのは多分自分しか居ないのはわかってる、あの日久しぶりにお前らと歌ってから琴音やハナサカじゃ歌えない曲がいくつか浮かぶんだ、どうしてかわからない、でもこの曲たちをこのまましまいこみたくない…瑞穂が嫌じゃなきゃ…」



「いいよ、一緒に歌う」



「いいのか?」



「うん、私ずっと言いたかった、一緒に太陽と一緒に歌いたい」



「ありがとう瑞穂…なあ、ちょっとだけ抱きしめていいか?」



「うん、いいよ、太陽大丈夫だよ、太陽は大丈夫だよ」



「なんでかな瑞穂に言われると本当大丈夫な気がするよ」



そう太陽は私を抱きしめて言う



やっぱり私は太陽が大好きだ



でも今はまだ言わないよ



恋さんが言うように今は太陽を一番近くで見守っていきたいと思えたんだ



太陽の心が癒されて時間が進むように近くでちゃんと見てたいと




「悪いな、よし、じゃあ夕陽にも話さなきゃな、遥大丈夫かな」



申し訳なさそうに言う太陽



「大丈夫だよ、太陽あの二人なら大丈夫」



「まあそうだよな、あの二人なら何があっても大丈夫だよな」



そう優しくも切なく笑う太陽




太陽の時間は本当に止まってるのかもしれない




なら動き出すのを待つしかないね