dearest〜親愛〜

夕陽は苦笑いしてるし


恵先輩も笑ってるし



「瑞穂よかったね」



遥さんに言われて首を傾ける



「遥、俺らも散歩行くか?」



「うーん外暑いしお部屋でまったりする」



「そうかじゃあみんなでゲームでもするか?」



それから始まった人生ゲーム



なんだかんだみんなで騒いだ



結局恵先輩が一番強かった



本当楽しくてみんなでバカ笑いしてた



「瑞穂ちゃんこれ太陽に届けてもらっていい?」




「あ、はい」



お茶を受け取り部屋の場所を聞いて持っていく



部屋から漏れる音



切なく悲しいメロディ



思わず聞き入ってしまった




「君の笑顔が見れるなら僕はこの気持ちに鍵をかけるよ

君が笑っていてくれるなら僕は君の笑顔を守り続けるよ


君が彼と笑っていてくれるなら


願うことはただ一つどうか幸せでいて」



太陽の心の声をそのまま聞いてしまった気がした



「誰だ?」


「ごめんなさい」



「瑞穂かどうした?」



「あ、お茶と水、志歩さんに頼まれて」


「ああ、ありがとう」



「あの、さっきの…」


「ああ、琴音に歌わずには無理あるしハナサカには向いてないよな、なぁ瑞穂歌ってくれないか?」



太陽はそう私を見て言う