dearest〜親愛〜

それからと言うもの毎日太陽に送られて学校に行き


学校では琴音たちといる



帰りは太陽が迎えに来て家に送り返されて



暇な私は着替えてから太陽の家に行くようになって



太陽は毎日スタジオに篭ってるから一緒に篭るようになった





「お前は暇人だな」




「う、だってずっと遊んでたけど琴音たちは忙しそうだし、だいたい太陽が毎日迎えに来るからでしょう」




「琴音にはしっかりボイストレーニングしてもらわなきゃ困るからな、放課後は琴音も忙しいんだよ」




「知ってるもん、私が暇人なだけですよーだ」



「仕方ないな、瑞穂暇ならこれ歌ってみろよ」



「はい?」



「琴音にもハナサカにもあわねぇー気がすんだよ、だからさちょっと歌ってみろよ」



そう言われて楽譜を受け取りイヤホンから流れる曲を聞く



切ない失恋ソング



太陽の声が綺麗に歌詞をなぞってる




「太陽これ…」



「あー言うなよ、絶対言うなよ、わかってんだよ、あの日お前らと歌ってから一日中頭から離れなくて気づいたら作ってたんだよ…」



太陽はそう照れ臭そうに言う



だって聞いた曲は明らかに私と太陽と夕陽にピッタリな曲だったから



「太陽…」



「言うな、頼むからそれだけは…」



そう言いながら太陽は苦笑いした




歌いたい…そう素直に思ってしまった